格言が6つも出てきた、珍しいエピソード

クリミナル・マインドの特徴の一つに、エピソードのはじめと終わりに登場する格言がありますよね。

 

でも、ドラマの一番最初のエピソードは、違ってました。

 

シーズン1第1話「シアトルの絞殺魔」のエピソード1には、いくつ格言出てきたでしょうか?

 

 

なんと6つもあるんですよ~!

 

今のクリミナインドは1エピソードに付きだいたい1つか2つなので、6回も出てきたときはびっくり!

 

 

この先1話内でこんなにたくさん格言が出てくるエピソードにはお目にかかることはないので、とりあえず記念にまとめてみることにしました♪

 

 

 

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クリミナル・マインドシーズン1(1)格言集~

ジョセフ・コンラッド(イギリスの小説家)

The belief in a supernatural source of evil is not necessary.
Men alone are quite capable of every wickedness. Joseph Conrad
"邪悪さとは超自然的なものから生まれるわけではない。人間そのものに悪を行う力があるのだ。"(ジョセフ・コンラッド)

 

この格言は、ギデオンがシアトルに向かう飛行機に乗り込む前に引用したもの。

 

クリミナルマインドを説明するには十分すぎる格言だな~、と思いました。
快楽殺人や殺人のための殺人は人間界特有なものという気がするから。

 

ギデオンの、シアトル連続殺人犯逮捕への意気込みを感じます!。

 

 

ラルフ・ウォルドー・エマーソン(アメリカの思想家で哲学者)

All is a riddle, and the key to a riddle...is another riddle. Ralph Waldo Emerson
"すべては謎。そして謎を解く鍵は、新たなる謎だ。" (ラルフ・ウォルドー・エマソン)

 

エルがリチャードを家から誘い出すことに成功し、スワップチームが彼を逮捕。

 

そして、ギデオンがリチャードと初めて対面した後に引用した格言。

 

リチャードの顔を見たときに「こりゃー一筋縄では行かないわ」って思ったのかも(笑)。

 

 

確かに、逮捕されて不敵な笑顔を浮かべるリチャード。

 

 

この男自体が謎。
犯罪の動機は?
バックグラウンドは?
どこに兵ざーを隠した?
どこまでこいつは自供する?

 

すべてがナゾだらけでしたね…

 

 

サミュエル・ベケット(フランスの劇作家)とヨーダ(映画「スターウォーズ」に登場するキャラ)

Try again, fail again. Fail better. Samuel Beckett
"やってみろ。しくじったら、うまくしくじれ。" (サミュエル・ベケット)

 

Try not, do or do not. Yoda
"「やってみる」のではない。「やるか、やらぬか」だ。"(ヨーダ)

 

リチャードのパソコンにログインできず、どうしようかディスカッションしている時に、まずギデオンが上の格言を引用して、続いてモーガンが下の格言を引用。

 

エピソード1では、モーガンはギデオンに対して半信半疑なところがあったので、それがこういうちょっとした反発につながっているのかも、と思わせられるようなやり取りでした。

 

 

なにせギデオンには、過去に6人の部下をミスによって死なせてしまったという過去があるので…

 

 

 

そして、モーガンが引用した格言に対してギデオンが、「誰の?」という質問に「ヨーダ」とさらっと答えたリード。

 

3人のテンポの良いやり取りにちょっとクスッとなってしまいました(笑)

 

 

 

ウィンストン・チャーチル(イギリスの政治家で、第2次世界大戦時の首相)

The farther backward you can look, the farther forward you will see. (Winston Churchill)
"過去を振り返れば振り返るほど、遠くの未来が見えてくるだろう。" (ウィンストン・チャーチル)

 

 

シアトル連続殺人事件のもう一人の容疑者として浮上した、ある受刑者が服役している刑務所に訪れた時にギデオンが引用した格言。

 

まさに話の展開にピッタリの格言ですね。

 

リチャードの過去をたどっていけば、必ず犯人にたどり着く。

 

がんばれ、BAU!

 

 

フリードリヒ・ニーチェ(ドイツの哲学者)

When you look long into an abyss, the abyss looks into you. Friedrich Nietzsche
"おまえが深淵を覗き込むとき、深淵もおまえを覗き返している" (フリードリヒ・ニーチェ)

 

シアトル連続殺人事件が解決した後、ギデオンが引用。

 

これはプロファイリングの父、ロバート・K・レスラー氏も、その著書で引用するくらい有名なニーチェのフレーズです。

 

善と悪は紙一重だから、クリミナル・マインドに自分がコントロールされるな、というニュアンスがあるけれど、この格言をギデオンがこの場面で引用したのは
なんだかな~、ってちょっと考えてしまいました。

 

 

相手への感情移入が強いギデオンが、自戒のために言ったのでしょうか。

 

もしかしたら、ガソリンスタンドで、ギデオンがトラブルに巻き込まれることを示唆するためだったのかも、というのは考えすぎでしょうか。

 

 

格言を6つ紹介、って意外と疲れます^^ゞ

 

 

まあ、クリミナル・マインド大好きだから苦にははなりませnけどね~(笑)。

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