ドイルに対する気がかりが日に日に大きくなるエミリー!
今回のケースは、一家殺人事件。
捜査を進めていくうちに、あれっ、黒幕はひょっとして…
ドイルも事件もつながっていたというこのオチの結末は?
クリミナル・マインドシーズン6 第17話「過去からの暗殺者(Valhalla)」のあらすじと感想です。
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プレンティスは地下鉄の車内で、ツィアとクライドと密かに合流する。
そして、ドイルがワシントンD.C.に現れたことを告げた。
そんな時2件の住宅で火災が発生、Cosenza(コセンザ)とFagan(ファガン)の2家族が死亡した。
どちらの火災も夫が家族を殺害し、無理心中を図ったと見られていた。
不思議な事にニュースにもならなかった。
ただひとり、Jeff Hastings(ジェフ・ハスティング)という人物が、ネットに記事を投稿していただけだった。
事件現場を検証するロッシとプレンティス。
マスタールームにはセキュリティアラーム、無数の施錠、銃があったことから、ロッシは夫は何かに怯えていたのではないかと推測する。
司法解剖の結果から2家族共、夫が死亡した後から火がつけられていることがわかり、無理心中に見せかけた殺人事件の可能性が強くなった。
両家族の共通点はヨーロッパ出身ということだけと見られていたが、捜査を進めていくうちにどちらもByron Delaney(バイロン・ディレニー)というイギリス人に電話をかけていたことがわかった。
ディレニー宅に急ぐモーガンとプレンティスだったが、車を降りた途端ディレニー宅から出てきた犯人グループと銃撃戦を繰り広げることになった。
プレンティスに撃たれて負傷した犯人グループの一人を射殺した他のメンバーたちは、そのまま車で走り去る。
射殺されたメンバーは、頭を撃ち抜かれた上手首もを撃ちぬかれていた。
これに不自然さを感じたモーガンは、手首に彫られたタトゥーから身元が割り出されるためにそこも撃ったと推測する。
一方ディレニー宅内を捜索したホッチナーは、ディレニーの足の指の間に注射の跡を発見、ディレニーは他殺であると断定する。
さらに、パスポートやまとまった現金が用意されていたことから何者かがディレニーに身を隠すよう忠告した形跡を感じ取った。
2件の一家殺人事件について唯一記事にしたジェフに、ガルシは接触し話を聞くことに成功、ここからClear Water Securities(CWS)という多国籍企業の存在が浮上する。
そして、被害者のコセンザ、ディレニー、ファガンの3名がCWSの社員ということを突き止めた。
リードが殺された犯人メンバーに彫られた手首のタトゥーの復元に成功した頃、BSUメンバーはCWSの幹部と面談し、一連の事件の黒幕がイアン・ドイルであることを突き止めた。
どんどんドイルに近づくBAU、そして、メンバーの命の危険を危惧するプレンティス。
そんな時、またしてもプレンティスを追い詰める事件がドイルによって起き、ドイルとの決着を付けるためにプレンティスは一大決心をしてBAUを去った。
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あらすじがいつもより長くなってしまった感じですね。
なんか毎秒ごとに見所がでてくるみたいで、かなりスリリングな仕上がりになっているエピソードです。
一連の事件にはすべてドイルが関わっているとは、エピソードの初めは全く想像していませんでした!
なんのために殺人をするかというと、エミリーをおびき寄せるためなんじゃないかなと感じますよね。
ディレニー宅でモーガンとエミリーが到着、それを見ていたドイルの仲間がドイルに伝えると
「あの女(エミリー)か?」と聞き返すシーンがあったので。
こうやって追い詰めていくんですね、エミリーを。
しかも事件を起こせば起こすほどBAUメンバーも巻き込んでドイルのターゲットになるし、BAUがドイルに近づけば近づくほどエミリーの過去も暴露されてしまう…
この追い詰め方はかなり冷酷ですよね。
こうした展開もこのエピソードの見所ですが、エミリーとBAUメンバーとの絆の強さを感じさせるシーンがいくつもありました。
たとえば
いいメンバーに囲まれてるじゃない、エミリー (´Д⊂グスン
もう、クリミナル・マインドファンは絶対見て欲しいところです。
とまあ見所いっぱいのエピソードですし、次のエピソードにも続くのでこれは絶対に見逃せませない回でした!
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※シーズン3「ギデオンの決意」では、ジョー警察官役で出演
プレンティス: Lao Tzu said, "When I let go of what I am, I become what I might be."
(老子「今までの自分を捨て去れば、なりたい自分になれる」)
プレンティス: Journalist Dorothy Dix wrote, "Confession is always weakness. The grave soul keeps its own secrets and takes its own punishment in silence."
(ジャーナリストのドロシー・ディックス「懺悔とは弱者の行いである。厳粛なる魂は秘密を守り、沈黙の中に罰を受けるのだ」)