クリマイ世莉が解説!
クリミナルマインド5第22話「インターネットは永遠に」。
そこに住んでいるかのように、あっさりと侵入し、女性を誘拐するシリアルキラー!
犯人の目的は?
リードの鋭い分析と、ガルシアのテクニカル分析感としての技が事件解決に大貢献!
クリミナル・マインドシーズン5 第22話「インターネットは永遠に(The Internet Is Forever)」のあらすじと感想です。
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アイダホ州ボイジー。
Dorris Archer(ドリス・アーチャー)という一人暮らしの若い女性が、就寝中に何者かにさらわれるという事件が発生した。
ボイジーでは、同じような誘拐事件がすでに2件起きていたが、誘拐された被害者たちは髪の毛の色も体型もバラバラだった。
共通点としては、「一人暮らしの独身女性」で、「ツイッターやFacebookといったソーシャルネットワーキングサイトを使って日常の些細な出来事を投稿している」があるだけ。
失踪後も投稿が続いていたため(おそらく犯人がしていたと考えられる)、身内や親近者は、被害者の失踪に気づくのが遅れた。
そして、事件は2ヶ月おきに起きているという規則性も見られる。
アーチャーはセキュリティ・システムを導入していたが、午前1時56分にシステムコードが解除され、番犬として飼っていたシェパードも、アーチャー失踪当時、行方不明になっていた。
ボイジー警察署に到着したホッチナーたちは、被害者の身内や友人から話を聞く。
アーチャーのボーイフレンドは、アーチャー失踪後の部屋の写真を見ながら、写真立ての並び方が違うことに気がつく。
アーチャーは写真立てを2人が出会った順に並べていたのに、その順番が左右逆になっていたのだった。
JJは、そのことを現場検証しているモーガンに伝えると、モーガンは写真立てを動かし、壁に何かかけられていた跡を見つける。
階段の踊場を調べていたプレンティスも、壁に似たような跡を見つけた。
そこからは家の中をよく見渡せる。
もしかしたら犯人はカメラを設置していたのではないか、と、2人は推測した。
その後の調べで、アーチャーの家の中には、小型カメラが5箇所に設置されていたことがわかる。
のぞき魔による犯行とも考えられたが、通常のぞき魔は対象者をスパイすることに興奮を覚えるのが特徴で、凶暴化するのも極まれ。
しかも、その対象者を誘拐しては、その興奮がなくなってしまう。
ということは、犯人はのぞき以上の何か目的を持って被害者を連れ去っている。
被害者たちには身体的な共通点がないというものの、顔に何か類似性があると直感したリードは、現場にあったアーチャーの写真を持ち帰り、分析することにした。
犯人が撮影したとみられる映像を分析していたガルシアは、あるオンラインに犯人が投稿した履歴から、アーチャーが誘拐された当日、犯人が使ったプロキシサーバーを特定、そこから流した映像を発見する。
ロッシとホッチナーはその映像を見るが、そこには合鍵を使って侵入し、犬を手なづけて外に出す犯人が映っていた。
さらに、アーチャーの部屋に侵入した犯人は、寝ているアーチャーを絞殺。
死体の髪の毛を撫でたり、涙を拭き取る仕草まで見せた。
犯人がこの映像をチャットルームのユーザーが閲覧できるように、ライブでインターネットに流していたことを知ったロッシとホッチナーは、犯人がカメラを設置していたのは自分の犯行を、自分のファンに見せるためだったということに気がつく。
犯人がカメラを設置した方法は?
そして、なぜ被害者を殺害した後遺体を持ち去るのか?
この2つの疑問について話し合っているところに、リードがやってきて、被害者たちの顔に共通点があったことを告げる。
被害者の顔を幾何学的に分析したリードは
といった共通点があるとを発見したのだった。
リードの発見からロッシは、
可能性を指摘する。
ホッチナーたちは犯人のプロファイルを発表する。
被害者たちの顔のタイプから、犯人のスケッチが作成され、JJはそれをマスコミの前で発表する。
しかし、「スケッチを作成したのは被害者と犯人が同じ顔立ちをしているからなのでは」という、誰かが情報をリークしたことは間違いのない、リポーターの質問に、JJは動揺を隠しながら対応する。
この発表を見たためか、犯人は犯行の手口を変え、就寝前の被害者に襲いかかるのだった。
その模様はインターネットを通して公開され、ガルシアの必死の作業にもかかわらず、場所の特定の前に被害者は殺害されてしまった…
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うわ~。
ナルシストと、げっそりくるほどのキモをさを出していた犯人でした。
ホント、最初から最後までナルシスト丸出しで気持ち悪かったです (ヽ´ω`)
自分の顔と似た女性を殺害する、って。
もう、これ聞いただけで異常な人間って思っちゃうんですが、なぜに女性なんでしょうね?
男性は自分の手に負えない、と思ったからかもしれないですね。
ナルシストは力なさそうだし^^;
にしても、殺人の動機がこの顔立ちが似ているからというのがまた意外性があって
びっくりするやらドキドキするやらで…
最後は犯人はどこに遺体を保存しているのか、誘拐された被害者はどうなるのか、徐々にわかってくるストーリーの展開にドキドキしました。
ガルシアと犯人の激しいバトルがやっぱり最大の見所かな~、と思います!
これがなかったらスカッとしませんから。
エピソードの始めのほう、BAUのミーティングルームに遅れてやってきたスペンサー。
髪の毛を切って、アイドルっぽい可愛い感じ♥
と思ったらホッチが、相変わらずな鉄仮面ぶりで、
「ボーイバンドにでも入ったか?」
と、おじさんぽいツッコミ。
その時のシーン。
言われてみればそんな感じですね~。
すごく似合ってるけどね^^
「違うよ」といったあと、他のメンバーが苦笑するのを見てさらに笑ってしまいました。
モーガンの超笑顔がたまりませんね(笑)。
犯人の似顔絵は被害者と似ているからという前提で作成されたのですが、それをリークした人間がいる!
知らなくてもエピソードにはそんなに影響ないんですが、やっぱり気になりますよね。
「プロファイルの発表があってすぐ会見だったので、もしかしたら犯人のスケッチが配られてたプロファイル発表のときかも」と思って、そのシーンをもう一度よく見なおしてみました。
すると、似顔絵が配られた後携帯をいじっている一人の刑事が!
もしかしたらこの刑事かもしれないです。
建物の看板で、それがどこだか伝えるように、やっぱりさり気なく答えを用意していたのかな。
なんかこういう小細工するの、クリマイ好きですよね~(笑)
犯人を特定することができず、被害者を出してしまい、ものすごい悔しい思いをしたガルシア。
相手がナルシストだけにすっごい腹たちますよね。
プロのハッカーを自負するガルシアにとってはかなり悔しかったに違いありません。
リベンジを誓いますが、それが叶うのは最後。
犯人の次のターゲットを特定できたものの、すでに連れ去られた後で、犯人はそれをまたストリーミングしようとパソコンをセット。
しかしガルシアは後一歩の所で、映像へのアクセスを拒否させることに成功、チャットルームに集まったユーザーは映像にアクセスすることができなくなりました!
このやりとりはかなり手に汗握りましたよ~。
すごいなガルシア、やっぱりあんただけは敵にしたくない^^;
スペンサーの幾何学的な分析から、被害者の共通点を見つけたことといい、今回はガルシアとスペンサーの活躍がとても光ったエピソードだと思います☆
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ホッチナー: "The single biggest problem with communication is the illusion that it has taken place." - George Bernard Shaw
(「コミュニケーションにおける最大の問題は、意思が伝わったと錯覚することだ」ジョージ・バーナード・ショー)
ロッシ: "The Internet is the first thing that humanity has built that humanity doesn't understand, the largest experiment in anarchy that we have ever had." - Eric Schmidt
(「インターネットは人類が初めて作った、人知の及ばぬしろものだ。それは人類史上最大のアナーキーな実験なのだ」エリック・シュミット)